自治会長挨拶
◇2024年の始まりにあたって
1月1日発生の能登半島地震は29年前の阪神淡路大震災を重い子ださせ、改めて地域のつながりの大切さを痛感させられました。
同時に29年という時間の経過の重さも時間します。それは記憶の風化ということだけでなく、六甲が丘に住む多くの人たちが年を取ったことです。
いま70代のひとは当時40代、80代の人は50代の働き盛りの世代であり、地域はまだまだ若く元気でした。
その意味では、六甲が丘において地域のつながり、支えあいの必要性は当時よりはるかに切実な問題です。自治会をはじめとする地域の共助組織の必要性・役割は格段に高くなっています。
しかしながら、高齢化などを理由に役員等のなりてがないなど自治会の維持・存続は年々難しくなっています。
けれども手をこまねいているわけにはいきません。
そのためにも、難しいと嘆くのではなく、皆さんの状況に応じて、(言い換えるならば)出来る人が出来ることをするとともに、出来ない人を排除せず、つながり(「顔見知り」)の輪の中心に置いてお互いを
支えあう、そんな地域・自治会をみなさんとともに作り上げていければと思います。
みなさんのご理解・ご協力をお願いします。
六甲が丘自治会 会長 吉井 末広